応援スタイル
変形学生服袴や柔道着、チームカラーまたはスクールカラーを基調とした法被や鉢巻、襷を着用したり、メガホンを持ったりすることも多い。また、大きな団旗を掲げる旗手がいる。旧制中学の弊衣破帽、汚さを競うかのようなバンカラスタイルを伝統とすることがあり、このような伝統を重いものとして継承している学校もある。
本来応援団員が着用する長ラン・中ランなどの変形学ランには様々な意味がある。例えば、カラー部分が長いのは「礼」の際に頭を下げたとき首が曲がるのを防ぐため、上着の丈が長いのは同じく「礼」をした際に後ろがめくれ上がって後方の人に尻を向けないようにするため、ズボンが太いのは、普通の細いズボンでは、激しいシコ踏みなどの応援アクションに耐えられず、あっという間にヒザが出てしまうので充分以上の太さが必要なため、もしくはO脚を隠して見栄えを良くするため、などである。また、こういった意味合いから、応援団特有の服装は、実戦に即した機能服のようなものでもあり、応援団の中でも現役としては最高位の指導者である最上級生幹部だけが着用を許されているケースも少なくない。汚らしい格好の応援団は、前述の様に文化としての応援団というものの創業時に携わった人間にバンカラな気質の者が多かった影響に因るもので、地域によってはまだまだ根強い気風ではあるが、時流の流れと共に団体内部の組織や制度・運営がしっかりした団体が多くなった近年では都市部を中心に衰退の傾向にある。
この様に、応援団は活動目的の特殊性から独特なスタイルや体制・気風を採ることが特徴であるが、そのほかにもこの種の団体独特の習慣的な特徴がいくつが存在する。それは個々の応援団の中で絶対的・象徴的なものとして重要視され継承されていくことが多く、大概の応援団組織に共通する場合が多い。以下に具体例を挙げる。
旗の神聖視
大学や高等学校の応援団において校旗が神聖視といっても過言ではないほど重要視されることは、諸漫画等によってよく知られているが、これはこうした学校の応援団にとどまらず、企業の応援団などにも見られることである(もっともこちらはあくまで体裁をつくろうためのみであることも多い)。旗を扱う者は旗手などと呼ばれ、その団員のなかでもかなり重要な地位にあることが多い。実際規律の厳しい応援団においては、応援中(試合の間ずっと)旗を掲げ続けなければならず、もし降ろすようなことがあれば、大変な恥辱とされることがある。応援団によっては校旗や社旗でなく、「団旗」を掲げる場合もある。高校や大学の応援団では、旗を扱う者は学生帽を被ることが多い。
器材の神聖視
旗に限らず、さまざまな応援用具を神聖視することも応援団に共通して見られる特徴である。高等学校や大学の、伝統的な応援団には特に顕著である。具体的には腕章、看板、太鼓、学生帽など。受け継がれてぼろぼろになっても、ぼろぼろになっているからこそ、御神体のごとく取り扱う。また、入れ物や周辺器材なども同時に神聖視することも興味深い。
バッジの重要視
学生服の襟や胸ポケットにつける徽章について、細かい規定があるのも応援団の特徴である。たとえば団員は団員のバッジ、下級生は下級生のバッジ、そして最上級生(「幹部」と呼ばれることが多い)は専用のバッジと厳密に決められることが多い。
本来的な意味で言えば、バッジそのものを物理的に重要視しているわけではなく、応援団の組織の人間関係は、厳しい上下関係に基づいた縦割り構造社会を根幹にしたものである事が多いため、その人物の組織内における位置関係を明確に示す階級章としてバッジに重要性が生まれる。
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本来応援団員が着用する長ラン・中ランなどの変形学ランには様々な意味がある。例えば、カラー部分が長いのは「礼」の際に頭を下げたとき首が曲がるのを防ぐため、上着の丈が長いのは同じく「礼」をした際に後ろがめくれ上がって後方の人に尻を向けないようにするため、ズボンが太いのは、普通の細いズボンでは、激しいシコ踏みなどの応援アクションに耐えられず、あっという間にヒザが出てしまうので充分以上の太さが必要なため、もしくはO脚を隠して見栄えを良くするため、などである。また、こういった意味合いから、応援団特有の服装は、実戦に即した機能服のようなものでもあり、応援団の中でも現役としては最高位の指導者である最上級生幹部だけが着用を許されているケースも少なくない。汚らしい格好の応援団は、前述の様に文化としての応援団というものの創業時に携わった人間にバンカラな気質の者が多かった影響に因るもので、地域によってはまだまだ根強い気風ではあるが、時流の流れと共に団体内部の組織や制度・運営がしっかりした団体が多くなった近年では都市部を中心に衰退の傾向にある。
この様に、応援団は活動目的の特殊性から独特なスタイルや体制・気風を採ることが特徴であるが、そのほかにもこの種の団体独特の習慣的な特徴がいくつが存在する。それは個々の応援団の中で絶対的・象徴的なものとして重要視され継承されていくことが多く、大概の応援団組織に共通する場合が多い。以下に具体例を挙げる。
旗の神聖視
大学や高等学校の応援団において校旗が神聖視といっても過言ではないほど重要視されることは、諸漫画等によってよく知られているが、これはこうした学校の応援団にとどまらず、企業の応援団などにも見られることである(もっともこちらはあくまで体裁をつくろうためのみであることも多い)。旗を扱う者は旗手などと呼ばれ、その団員のなかでもかなり重要な地位にあることが多い。実際規律の厳しい応援団においては、応援中(試合の間ずっと)旗を掲げ続けなければならず、もし降ろすようなことがあれば、大変な恥辱とされることがある。応援団によっては校旗や社旗でなく、「団旗」を掲げる場合もある。高校や大学の応援団では、旗を扱う者は学生帽を被ることが多い。
器材の神聖視
旗に限らず、さまざまな応援用具を神聖視することも応援団に共通して見られる特徴である。高等学校や大学の、伝統的な応援団には特に顕著である。具体的には腕章、看板、太鼓、学生帽など。受け継がれてぼろぼろになっても、ぼろぼろになっているからこそ、御神体のごとく取り扱う。また、入れ物や周辺器材なども同時に神聖視することも興味深い。
バッジの重要視
学生服の襟や胸ポケットにつける徽章について、細かい規定があるのも応援団の特徴である。たとえば団員は団員のバッジ、下級生は下級生のバッジ、そして最上級生(「幹部」と呼ばれることが多い)は専用のバッジと厳密に決められることが多い。
本来的な意味で言えば、バッジそのものを物理的に重要視しているわけではなく、応援団の組織の人間関係は、厳しい上下関係に基づいた縦割り構造社会を根幹にしたものである事が多いため、その人物の組織内における位置関係を明確に示す階級章としてバッジに重要性が生まれる。
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